レイキ法雑感 - 気の種類2 |
あまり意識することはないと思いますが、私たちの体には常に外からエネルギーが流れ込んでいます。この外からのエネルギーを外気とすると、外から来るエネルギーとしての外気には、垂直の気(天地の気)と水平の気があります。
なお、外から来るエネルギーだけでなく、体内から外部に放出するエネルギーも外気になります。
<注>
赤ちゃんは百会(ひゃくえ)が開いていますが、大人になると百会は閉じています。一方、会陰(えいん)は大人になっても開いて(活性化して)います。従って、百会を開けば、頭頂から尾てい骨まで簡単にレイキを流すことができます。
垂直の気(天地の気)
レイキ法は百会を開くことから出発するので、多くのレイキ実践者は頭頂からレイキが降り注ぐような感じがするはずです。
そのため、宇宙エネルギーが体内を流れると感じる人が多くなるのかもしれません。
しかし、修練を積めば、エネルギーを全身で受ける感じ、及び全身からエネルギーが放射する感じを受けるようになります。
物理的には、地上で感じるエネルギーの主体は太陽エネルギーなので、昼間は上から降り注ぐエネルギーが強く感じられます。
また、大地からは、輻射エネルギーが放射されています。原理的には地球中心部の熱エネルギーも放射されていますが、地表では無視できるレベルです。
このように、天と地から来るエネルギーを垂直の気(天地の気)といいます。
レイキを学習した人が感じる外気は、基本的に垂直の気(天地の気)、特に天の気でしょう。地の気を感じる人はおそらく希だろうと思います。
ただ、十分修練を積んだ人であれば、足裏(かかと)から上がってくる気を感じているはずです。
水平の気
ところで、エネルギー放射を行っているのは大地だけではありません。建物や木々、そして山などあらゆる物質はエネルギーを放射しています(黒体輻射の法則)。空気ですらエネルギー(電磁波)を放射しているのです。
また、木々や動物たちも輻射エネルギーだけでなく、自分自身のエネルギーを放射しています。
従って、私たちは周りから様々なエネルギーをもらっています。そして、このエネルギーを水平の気と言います。
気になれた人は水平の気も良く感じます。特に、第6チャクラの発達した人は、水平の気(方向性があります)を強く感じることができます。