レイキ法雑感 - 気の種類1 |
五気
一般に流布しているレイキ法は宇宙エネルギーに囚(とら)われているので、レイキ(気)の種類という発想がありません。しかし、レイキをしている人たちのレイキ(気)にも熟達度によって違いがあります。
五気とは
一般には、 天地の5種である、寒、暑、燥、湿、風の気、あるいは、喜び、怒り、欲、恐れ、憂いの5種の感情などを五気と言います。
しかし、気の世界では 五臓(心臓、肝臓、すい臓、肺臓、腎臓)から出る5種類の気を五気と言います(感情の五気と無関係ではありません)。
つまり、五気とは、
心気
肝気
すい気
肺気
腎気
の五種類の気のことです。
私はこれ以外に、骨格筋から出る筋気があると考えています。従って、トル−レイキ(療)法では六気というとらえ方をしています。
心気と腎気
この五気のなかで最も出やすい気が心気で、最も出にくい気が腎気だろうと思います。
腎気が一番根っこ(深層)にある気で、他の気はその外側にある気になります。
私たちがレイキの訓練を始めると最初に目立つのが(一番外側にある)心気です。
心気は、風が吹くような、少し冷たい気として感じられます。レイキ経験者の手から出る気は基本的に心気です。
少し経験を積むと、非常に強く感じ、手のひらに他の手の指先を向けると痛いと感じるほど強く出るようになります。
さらに経験を積むと、他の気が出るようになり暖かい気になってきます。
やがて、ふわっとした暖かい気が出るようになります。これが腎気です。
残念ながら、レイキを感じる人の多くは、この腎気をほとんど感じられないようです。
言い換えれば、手から出る気の質や強さは、レイキを実践している人達の経験値の目安になります。
筋気について
五気は、基本的に呼吸法で高めることができます。
しかし、筋気は呼吸法だけで高めることは大変難しいように思います。筋気は呼吸に下半身と上半身のゆっくりした動きを同調させることによって高められる気だからです。
筋気は、非常にピリピリした感覚を与えます。静電気を帯びたような感覚があります。
レイキとは無縁な感じのする気ですが、筋気は、病気回復に大変有用な気であると考えています。