過剰なエネルギーは偏る

　過剰栄養は過剰脂肪と過剰エネルギーを生む
　⇒ 過剰エネルギーは体内で偏る
　⇒ エネルギーの偏りは､人により異なる
　西洋医学にはエネルギー偏りの概念･発想がない

場の医学

　過剰エネルギーは偏る　⇒　ストレス
　　⇒　ストレスは人によって異なる
　　⇒　エネルギーの偏りは10種類ある(五種類の腰椎に基づく）
　　⇒　人の性格は10種類ある

腰椎(5個)の役割

腰椎と10種類の性格

1型　善悪が行動基準、小柄

　過剰エネルギーを思考で昇華（行動しなくなる)
　学者肌､論理的､飛ぶ夢をよく見る､恐がり
　理屈っぽい、言葉に敏感(暗示に弱い)
　規則、原則、記憶型の行動が基本､そして真理を重視
　決まりきったことをずっとするタイプ(公務員型）
　時間・約束・規則にうるさい、大義名分が無いと行動できない
　身体の線が直線的､肩幅狭い､首が細長い
　男性は昆虫顔(逆三角形)､女性はあっさり顔

２型　善悪が行動基準、大柄

　過剰エネルギーを大脳（及び消化器）で昇華
　頭をよく使うが緊張が抜けない(大事なときにポカ）
　おだてに乗り易い(オッチョコチョイ)､人を褒めるのが上手
　頭が疲れると考えなくなる、恐がり
　足元を見ずに、遠くや未来を見ようとする傾向
　物事を俯瞰的（ふかんてき）に見る傾向
　夢や目標があると頑張る(現実化すると興味を無くす)
　悲観的傾向(心配性)、自分の責任で行動できない
　肩幅が広く､足長、頬骨が出ていてゴリラ顔

3型　好き嫌いが行動基準、大柄

　過剰エネルギーを感情で放出、芸術家タイプ
　健康的､活発､華やか、整理・整頓が苦手
　食べることや話しが好き、善悪の概念に乏しい
　清濁併せ持つ、権威好き (感情以外の価値を無視)
　論理的・理性的判断が大変苦手、料理好き
　話の内容より、相手の声の調子や感情に強く反応
　原色を好む傾向が強い、色彩に敏感､形に鈍感
　女性は色白で腰が細く、甘えるのがうまい
　肩幅が広い、身体が曲線的、男性はひょうきんな顔立ち､右肩が上がる

4型　好き嫌いが行動基準、小柄

　過剰エネルギーを感情で吸収
　はっきり言われるとすっきりする、他人の感情を吸収する力がある
　相手の生の感情をそのままため込む、感情を抑える(我慢するタイプ)
　人に嫌われないことが行動基準、誰にでも好かれるタイプ
　マゾ的傾向があり、感情が内向
　色が白い(淡い感じ)､白髪系、いかり肩､胸も薄く背中も平ら(小柄)
　骨張っていて四角い(身体は直線的)、左肩が上がる､右腰が下がる傾向

5型　損得が行動基準、大柄

　過剰エネルギーを体外行動に昇華、善悪の概念なし､冒険する
　考える前に行動(行動しないと考えられない）
　合理的で計算高く､行動的(転換も速い)
　冷静な判断ができ、ビジネス向きの性格
　複数の事柄を同時にこなす方が集中できる(ながら族)
　整理好き、疲れると息が吐けない
　大勢で騒ぐのが好き､明るい、気ぜわしい
　じっとしていると疲れ、思考力低下(身体を壊す)
　困難や不安があると活動的(満ち足りた状態では怠惰)
　体育系､顎が尖り(しゃくれ)､体系は逆三角形、手足が長く､胴が短い

６型　損得が行動基準、小柄

　過剰エネルギーを内に集める、消極型
　善悪の概念なし､ロマンチスト・夢想家・理想家､妄想型(口先型）
　目先の利益に対する読みができない(上品タイプ）
　内向的(人混み苦手)､行動できない
　一人でいるのが好き､暗い、頭の回転が速い
　エネルギーが溜まると突っ走る､非現実が好き
　出口が無くなるとヒステリー的行動 (破滅的行為)
　非日常的空間にいると発散(カリスマ的)
　調子悪くなると肩が落ちる(陰気になる)
　息が続かない疲労をする､呼吸器系が弱い
　精神的にもろく､傷つき易い、暗い、運動嫌い
　色白､あごが尖っている､肩幅狭い

7型　勝ち負けが行動基準、大柄

　過剰エネルギーを体外行動に昇華、勝負師・格闘家に向いた性格
　天の邪鬼(あまのじゃく)、反逆心が強い、声が大きい(よく通る)
　目の前の者に闘志を燃やす(常に勝とうとする）
　闘争的､攻撃的､言い過ぎる(言い方がキツイ)
　誰に対しても勝とうとする、やりすぎる、謝罪できない(謝罪は負け)
　根は正直･純真･単純･純粋､飾らない、打ち解けると親切
　エネルギーが余ると衝動的になり制御できない
　えらが張った四角い顔･四角い体、胴長短足系、色が黒い､ハトムネ
　体型は男性も女性も筋肉質で足首が太い

８型　勝ち負けが行動基準、小柄

　過剰エネルギーを内部に吸収(消極的)
　負けず嫌いだが､負けまいと行動する傾向がある
　敗者や弱者に共感し易い(ボランティア精神あり)
　人と比較して､自分の位置や努力目標を決める
　話がうまく、大げさに言う傾向
　正義感が強く、権威を嫌う､同情心が強い
　闘争的だが､内に秘め、表に出にくいが感情が高まると強情
　肩幅が狭く､胸が薄く､色が黒い､顔が四角
　皮膚が乾燥しがち、股が太い､女性は下半身が充実

9型　情（育成型）が行動基準、小柄

　過剰(性)エネルギーを行動力に昇華
　一つのことをとことんやる(完全主義者、頑固一徹、職人気質)
　注目されることが嫌いで非社交的、部屋の隅を好む
　集中力があり､凝り性で緻密(ちみつ)、精力的活動家､生活力旺盛
　記憶力に優れている､価値基準が明確､子供
　オリジナルで普遍的なものを求める天才型(カリスマ性)
　人に厳しいが面倒見が良い、(野性的)勘が鋭く､直感力がある
　動作が速い、収集癖がある、緊張感が強い
　筋肉質､尻の割合が大、出っ尻､お尻が丸い(お尻美人)

１０型　情（ペット扱い）が行動基準、大柄

　過剰エネルギーを注目されることで発散
　母性的で面倒見がよい(情が深いが離さない)
　人の話を良く聞くがすぐ忘れる
　注目されるのが好きで外交的(部屋の中央を好む)
　女性は華やかな雰囲気がある、世話する対象がないと鬱積(うっせき)する
　年を取っても若く見える(ただし太る)
　10型同士は相性が悪く、悪口を言い合う傾向がある
　太りやすい(特に出産後)、お尻が大きい(平ら)
　身体が弛緩している(動作が遅い)

性格のまとめ

　 1型　小柄　善悪･エネルギー大脳昇華・学者的･昆虫顔
　 2型　大柄　善悪･左脳が疲れやすい･足が長い･ゴリラ顔
　 3型　大柄　好嫌･消化器強い･感情豊か･話と食が好き
　 4型　小柄　嫌われない･消化器弱い･感情抑制･感情吸収
　 5型　大柄　損得･体育系･運動で発散･明るい･手足長い
　 6型　小柄　損得･呼吸器弱･息が吸えない･肩幅小･夢想家
　 7型　大柄　勝ちにこだわる･肩胸広･四角エラ･色黒･体育系･好戦的
　 8型　小柄　負けず嫌い･華奢･乾燥肌･奉仕精神
　 9型　小柄　情(育成する)職人気質･野人･こだわり・記憶力･収集癖
　10型　大柄　情(人の世話で発散)･大らか･肝っ玉母さん･忘却力

性格の確認法

　目をつぶったまま両足を揃えて立ち､体の力を抜く
　約１分間立ち続ける(大体、30秒くらいでゆれ出す）

　 1型　頭から前へと揺れる(足先に支点、重心は後ろ)
　 2型　前へと揺れる（かかとに支点、重心は後ろ)
　 3型　身体が左に傾き、左に揺れる(支点は左、重心は右)
　 4型　身体が右に傾き、右に揺れる(支点は右、重心は左)
　 5種　胸で前の方に揺れる(胸部が支点、重心は後ろ)
　 6種　身体が後ろの方に揺れる(後ろが支点、重心は前)
　 7型　身体が右に捻れる (右が支点、左に重心)
　 8型　身体が左に捻れる (左が支点、右に重心)
　 9型　前のめりに揺れる(お尻の動きが特徴)
　10型　後ろに倒れそうに揺れる

＜注＞　疲労や身体の異状によって本来の体型と違う動きをすることがある

世界を騒がせた歴史上の人物

　ナポレオン、ヒットラー、スターリンの共通点は小柄(９型？）
　さらに、ヒットラーは1型と3型､スターリンは1型と7型の混合。
　9型の性格は、大変集中力があり､凝り性で緻密(ちみつ)。
　価値基準が明確で､人間関係も敵味方がハッキリしている。
　動作が速い､独断と偏見も強く､独自の判断基準をもつ。
　勘が鋭く､直感力がある。予想しないことをする「野人型の天才」が多い。
　このタイプの指導者は、意表を突いた行動の成功率が高いので信頼を得てカリスマ的になる。

日本の歴史上の人物

　日露戦の立役者：児玉源太郎参謀総長の身長は１５０ｃｍ弱。
　天才的な戦略家であった源義経は、１４０ｃｍ強。
　豊臣秀吉も5尺よりかなり小さい背丈（１４０ｃｍ程度？）。
　彼は織田信長（5尺6寸、１６８ｃｍ）から猿と呼ばれていた。
　しかし、顔ではなく、体つきでそう呼ばれていた可能性あり。
　秀吉の側室であった茶々（淀の方）は、大変大柄１７０ｃｍ弱。
　茶々（淀の方）の家系の浅井家は大柄の家系。
　父親の浅井長政は6尺（１８１ｃｍ）の偉丈夫。
　淀の方と秀吉の子供である秀頼も大柄(頭脳明晰な若者だった？)。

心臓マヒ･脳こうそくなどの確認と改善

　下図に示された点は体内の慢性炎症を反映する点である。
　体に近い方の点は、右が脳血管の異常、左が心臓の異常の程度を示す。
　手首に近い側の点は、内臓（左が胃など、右が肝臓など）の異常を反映する。
　いずれの点も異常（慢性炎症）があれば、その程度に応じて押すと痛む(しこりがある）。
　押して痛みを感じる処を（指で５分位）軽く押すことを繰り返していれば、改善される。