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健康教室 ヒポクラテスの格言

2018年11月02日

ヒポクラテスの格言

  ヒポクラテスは、紀元前400年前後のギリシャで活躍した(世界最古の)医者です。
  ヒポクラテスは、野草を利用した治療法を考案した人で、西洋ハーブの生みの親といって良いでしょう。
  二一世紀は、植物栄養素(ファイトケミカル)の時代になるはずなので、ヒポクラテスは再評価されるべき人です。
  そのヒポクラテスも少食を勧めています。

  それにしても、ヒポクラテスの以下の格言は、現代でも通用する、色あせない至言ばかりで、本当に感心させられます。
  特に、10.の「病人の概念は存在しても、病気の概念は存在しない。」は、トルーレイキ療法場の医学)の病気のとらえ方そのものであり、驚かされます。現代のお医者さんに聞かせたい言葉ですが、彼らは、その意味を理解せずにせせら笑うだけかもしれません。
  病名をつければ、無数に病気は存在します。しかし場の医学の立場では、病気は体の乱れ(長期的な血流障害)の結果であり、その結果生じる体の状態(慢性炎症など)です。それを様々な病名で呼んでいるだけです。

  また、8.の「人間は、誰でも体の中に百人の名医を持っている。」は名言です。
  当時は、自己(自然)治癒力(ちゆりょく)という言葉がなかったので、現代風に書くとすれば、以下のようになるでしょう。
  人間は、誰でも体の中に世界一の名医(自己治癒力)を持っている

ヒポクラテスの格言
 1.火食は過食に通じる。
 2.満腹が原因の病気は、空腹によって治る
 3.月に一回断食をすれば、病気にならない
 4.汝の食事を薬とし、汝の薬は食事とすべし。
 5.人間は自然から遠ざかるほど、病気に近づく。
 6.病気は食事療法と運動によって治せる。
 7.食物で治せない病気は、医者でも治せない。
 8.人間は、誰でも体の中に百人の名医を持っている。
 9.賢人は、健康が人間最大の喜びだと考えるべき。
10.病人の概念は存在しても、病気の概念は存在しない。
11.健全なる体を心掛ける者は、完全なる排泄を心掛けねばならない。
12.食物について知らない人が、人の病気について理解できるだろうか。
13.人間が自然のままの状態で自然の中で生活をすれば、120歳まで生きられる。
14.病人に食事をさせると病気を養う事になるが、食事をさせなければ病気は早く治る
15.病気は、人間が自らの力で自然に治すものであり、医者は治すのを手助けするものである。

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