2019年 場の医学 健康セミナー第1回 レジメ 場の医学とは |
西洋医学の特徴
西洋医学は解剖学や生理学を中心に発達。
血液検査・尿検査・機器による検査などを行う ⇒ 病巣・病原を見つけ、病名の決定が出発点
西洋医学は病気を診る(病名不明の場合は無力)。 多くの場合、対症療法(症状を抑えるだけ)。
体を機械に例えると、機械が不調(病気) ⇒ その原因となる部品を見つける(検査) ⇒ 部品を修理(治療)
東洋医学の特徴
東洋医学は漢方医学と鍼灸医学からなる。
自覚症状を重視して病態に着眼する ⇒ 自覚症状から証(病因、病勢等の病理)を決定
体質改善による病気改善・病気予防、経験的治療(調和型治療)。
体を機械に例えると、機械が不調(病気) ⇒ 不良になった原因を探る(証) ⇒ 機械(体)のバランス調整(治療)
東洋医学と西洋医学の比較

場の医学とは
場の医学は血液(体液)の乱れを知り、調整する医学。
体や臓器の異常は血流障害 ⇒ 血流異常は自律神経異常(ストレス) ⇒ 万病は血流障害(ストレス)の結果
自律神経調整・血流改善で炎症を鎮静 ⇒ 薬不要 ⇒ 副作用なし
場の医学の療法
自律神経の異常は心の異常 ⇒ 心の異常は慢性ストレスの結果
⇒ 無意識に働きかける ⇒ 無意識の覚醒で体内調整を正常化
触手療法、変性意識療法(瞑想など)。
脳と体に働きかける ⇒ 心身を緩ませる
場の医学の異常検出(検査)法
血(体)液の流れは+イオンの流れを伴う ⇒ 電磁場を伴う ⇒ 場の医学は電磁場の医学
⇒ 血流障害部位で電磁場の乱れあり ⇒ その領域でピリピリ感(響き)あり
⇒ 血流不足なので、その領域で冷えを感じる
また、背骨周辺や肋骨周辺のしこり(硬結)、特定部位(調律点など)のしこりや異常を確認する。
結局、しこり(硬結)、響き、冷えの有無で体の異常とその種類・程度を知る。
西洋医学は病気の原因を体外に求める傾向が有る
近年西洋医学でも、慢性炎症が病気の原因と理解されるようになった。
例えば、がんは慢性炎症部位で多発 ⇒ 胃がんなど、がんはウイルスが引き起こす
しかし、慢性炎症は病原体のせいと考える医者が多い。
年配者は、大抵ヘリコバクタ-・ピロリ菌に感染 ⇒ 中年以降の多くの人は胃がんになる?
⇒ 現実に反する
しかし最近は、ストレスも胃がんの原因と考える医者が増えている。
西洋医学と場の医学における病気の原因に対する考え方の違い
西洋医学は病気の原因を体外に求める傾向がある。
例えば、体を家、病気を雨漏り、症状を湿気・濡れ・カビ発生とする。
このとき、西洋医学は病気の原因を雨と考えるが、場の医学は屋根に問題があると考える(下図参照)。

このような例えに違和感を覚える人がいるかもしれない。
誰も雨漏りの原因を雨と考えず、屋根に問題があると考えるだろうから。
では、次の例ではどうでしょう。
風邪・インフルエンザの原因
西洋医学: 病原体(ウイルス、細菌)が原因
場の医学: 体の歪み(免疫力低下)が原因
この場合、大抵の人は西洋医学の考え方に同意するはず。
風邪などの原因は風邪ウイルスなどの病原体であり、他に原因があるなどと言うのは論外であると。
しかし、風邪やインフルエンザを発症するのはごく一部である(感染しても罹らない人が圧倒的に多い)。
⇒ 病原体に負ける体に問題がある
風邪ウイルスなどは誰もが感染している。同様に、雨は何処の家にも降り、避けることが出来ない。
しかし、雨漏りのする家は一部に過ぎない。
⇒ なぜ、雨漏りだけ雨でなく家(屋根)に問題があると考え、風邪などは体ではなく病原体が問題と考えるのか(矛盾している)。
⇒ ここに、西洋医学の問題点があり、我々の誤解がある(西洋医学に対する信頼による思い込み?)。
場の医学による病気の原因

自律神経と内臓

重要なのは交感神経 ⇒ 主臓器の血流は交感神経が支配
交感神経は全体に作用する。
副交感神経は局所的に作用することが可 ⇒ 箇々の臓器での異常(慢性炎症)が起こりうる
臓器に異常があると、背中(対応する交感神経節付近)に異常(しこり、硬結、弛緩)が生じる。
また腹側では肋骨周辺(対応する副交感神経節付近)に異常(しこり、硬結)が生じる。
⇒ どのような異常が生じているのか正確に分かる(一般に、西洋医学より性格)
なお、交感神経節は脊髄付近、副交感神経節は各臓器付近にある。
場の医学はえらい!
場の医学は有効なあらゆる療法を包含(有効な療法は、その有効性を普遍的に理解できる)。
学問体系は西洋医学と科学(物理学・生物学)に基づく。
西洋医学(患部)と東洋医学(体)の考え方を統一。
心理療法、 ヒーリング
レイキ・気功 ⇒ 気による健康法 (呼吸法・瞑想法)
瞑想法 ⇒ 場の医学の本質
ヨーガ ⇒ 体を緩ませ心を緩ます (呼吸法・瞑想法)
整体・カイロプラクティク ⇒ 背骨の調整 ⇒ 歪み矯正で緩ます
あんま・各種体操など ⇒ 体を緩ませる場合がある
電場療法、磁場療法 ⇒ 場の医学
など
場の医学の目標
健康社会の実現(世界を変える)。
健康社会は、医者や薬を殆ど必要としない社会。
誰でも百歳以上生きられる社会。
現在は病気社会。
病気社会は、医者や薬が増えても病気の減らない社会。
薬で助かる人もいれば、滅ぶ人もいる。
病気社会から健康社会!(これが場の医学の目標)