腎臓の不調

 

腎臓の不調を知る方法・改善する方法

2012年2月22日
  2012年3月28日追加

腎臓の役割

  腎臓はおしっこをつくる臓器です。つまり、腎臓は、血液をろ過して、有害物質や過剰な物質を体外に排出する役割を担っています。また、体内の水分(体液)調節を行い、血圧調整ホルモンであるレニンや赤血球の産生を促すホルモンを分泌します。さらに、血液は弱アルカリ性ですが、腎臓はこの血液のpH(ペーハー)を一定に保つ働きがあります。
  腎臓が1日にろ過する水の量(血液量)は、個人差がありますが大体170リットルから180リットルと考えられています。つまり、腎臓は、血液(体液が)がとどこおりなく体内を循環し続けるために必要不可欠な臓器であるわけです。

腎臓の機能低下を招く要因

  体内の水分が不足すると、(血液の粘性が増えますので)血液の流れが悪くなります。その結果、腎臓に負担がかかります。しかし、水分のとりすぎはさらに危険です。西洋医学では余分の水分をとっても腎臓が処理するから問題ないと考えられていますが、腎臓に負担をかけます。さらに、身体の冷え・疲労のあるとき、腎機能が低下しているときは、余分の水を処理しきれずに、体内にとどこおり、様々な障害の原因になります。
  「血液がサラサラになるからできるだけ沢山(少なくとも1日2リットル以上の)水を飲みなさい」といわれますが、これは、現代西洋医学を専攻している人達が陥っている深刻な考え違いの一つです。きわめて危険な考えです。この点については他のページで説明します。
  摂取した食物からも1リットル以上の水分が吸収されますので、特別水分を多くとる必要はありません(発汗量の多い夏季は別です)。水分のとりすぎは腎臓を疲労させます。また、ナトリウムイオンの濃度を低下させます。一方、ナトリウムイオン(精製塩)の取り過ぎも血圧を上げますので腎臓を疲労させます。要するに、食べ過ぎ、飲み過ぎは、腎臓に負担をかけますので腎機能低下の要因になります。
  ただ、現代医学では軽視されていますが、腎機能の低下を招く最大の要因は冷えです。腎臓は冷えに大変弱い臓器であることをご承知おき下さい(肺も冷えに弱い臓器です)。とくに、足先の冷えは腎臓を冷やします。他の臓器も冷えますが、腎臓に比べますと、ある程度、冷えに対する抵抗力があります。もちろん、他の臓器も冷えによって徐々にむしばまれ、ガンなど、様々な病気の原因になることに変わりはありません。

腎臓の機能低下を示す徴候(サイン)

  肝臓と同じく腎臓も沈黙の臓器ですが、病院で腎臓の検査を受けても腎機能が50%位にまで落ちない限り、大抵異常のサインが出てきません。そして、腎機能の低下が認められたときには手遅れになっています。そのことは、我が国の透析患者数が30万人以上という異常事態に現れています。この患者数は人口比でみると世界で突出しています。欧米先進国と比べても突出しています。
  ただ、本サイトの目的は日本の医療体制が抱える様々な問題点を議論することはではありませんので、ここでは腎臓の機能が低下したときに現れる幾つかの徴候(サイン)を説明します。
  とくに、本サイトで強調したい徴候(サイン)は(1)と(2)です。(3)〜(6)は、西洋医学の立場から形式的に書きましたので無視して頂いて結構です。
(1)足裏の真中付近にシコリがある(押すと痛い)
  腎臓の反応点の一つは足裏の中央付近にあります。従って、腎臓の機能が低下しますと、ここに違和感(シコリ、押すと痛い)が生じます。
(2)足の中指が変形している
  足の中指は腎臓と関係しています。従って、腎臓の機能が低下しますと、中指がむくんだり、(まっすぐ伸びずに)足裏側に曲がってきます。
(3)高血圧・むくみ
   この原因は、色々ありますが、基本的に塩分や水分の調節機能が低下した結果です。
(4)疲労感・吐き気
   胃・肝臓の病や風邪などの可能性もありますが、老廃物を排泄する機能が低下(腎不全)した場合にも起こります。
(5)尿の泡立
   尿が泡立つのは腎臓のろ過機能が低下した結果です。尿は腎臓からの排泄物ですから、腎臓の状態を見るのに尿は大事です。
(6)爪が白くなる
   爪が白くなるのは、赤血球が不足(貧血)しているからです。腎臓の機能が低下すると、赤血球の産生を促すホルモンの分泌が減りますので、赤血球不足になります。

腎臓回復法1 足の裏側の真ん中を親指の先で軽く押す

  図1の紫色の領域が腎臓の反応点になります。これは、足の反射帯(区)とも一致します。ここにシコリがあるなどの違和感がある場合、そこに親指を立てて軽く押し当てて静かに腹式呼吸をしてください(5分〜10分)。週に1,2度このような操作をしますと腎臓によい効果を与えます。近くに副腎の反応点(図1で緑色で示した部分)がありますので、間違いやすいのですが、副腎であれ、腎臓であれ、違和感のある処を押さえておけば良いわけです。
  この違和感のある部分を棒などの器具や指で(強い)刺激を与えるのがリフレクソロジーですが、ここでは親指の先で軽く押すだけにしてください(図2)。親指に力が入らないように軽く押すことが肝要です。敏感な人であれば、触れている側の背中(腰の上あたり)がポカポカと暖かく感じるようになるはずです。
  足の違和感の強い人は、20分〜30分位行ってください(回数は、週1,2回で結構です)。

腎臓回復法2 足の中指をぐるぐる回す

  足の中指も腎臓と関係していますから、この指を良く動かす(特にそらすように動かします)と腎臓の活動も活発になります。毎日20回以上、中指を左右に回してください。

腎臓回復法3 両脇を締め、左右に身体をねじる

  腎臓は、右図に示すように下側が肋骨からでています。右図で肋骨の下の方にあるそら豆のような形をした臓器が腎臓です(図では灰色で示しています。従って、両脇を締めて身体をねじると、腎臓が変形しますから、腎臓に滞留している血液の流れが良くなります(図4,5)。言い換えますと、身体をねじる運動は腎臓を鍛える運動になります。両腕を上げていきますと肋骨も上がり、腎臓にかかる部分が少なくなるので効率が悪くなります。両脇を締めるのはそのためです。お酒を飲む前やお酒を飲んだ後にもこの運動は有効で、肝臓の運動にもなります。毎日数十回行ってください。

<注>

  上記3つの回復法は、いずれも腎臓を活性化するのに有効ですが、どれか一つを行うとすれば、回復法1をお勧めします。少し時間がかかりますが効果的な方法です。
  ただし、これらの方法は、長く透析をしている方には全く効果がありません。長年透析をしていますと腎臓を使わなくなりますので、(腎臓が脂肪に変化して)腎臓がなくなります。腎臓がなくなると腎臓を活性化することはできません。

腎臓回復法4 足湯・脚湯

  以前に紹介しました足湯と脚湯も腎臓の機能回復に大変有効です。是非お試しください。詳しくは、別の項目で説明する予定です。

トルーレイキ法
健康(回復)法