トルーレイキ法

 

汗の内向2

2011年08月11日

  汗の内向の問題点を説明してきましたが、汗が内向した場合の対処法を説明しておきます。

汗が内向した場合の対処法

  要するに汗をかけばよいわけです。

   1.冷房の効いていない(暑い)部屋にしばらくいて、じわーっと汗をかく

   2.動き回る・ジョギング・軽めの運動

などが考えられますが、ここでは後頭部を温める方法を紹介します。

後頭部の温め

  通常、39度以上の高熱時に熱を出し切るために行いますが、汗が内向した場合にも有効です。
  発熱時の場合、我慢できる程度の熱さのお湯に浸したタオルを絞って、手のひら位の大きさにたたみ、後頭部にあてます。温度が下がれば取り替えて下さい。こうすることで、わざと熱を上げ、熱を出し切ります。熱はある段階まで上がれば、後はスッと下がり、気分爽快になります。

  発汗が目的の場合、5分〜8分位行えば十分です。

  なお、39℃以上の発熱の場合、40分間温めます。こうすることで、逆に熱を上げて熱を出し切るわけですから、それに耐えられる体力が必要になります。ですから、体力のない高齢者や3歳未満の子供にはお勧めしません。

  また、4歳以上の子供の場合は5〜10分程度温めます。(10分以上温めるのは好ましくありません。)ただ、子供は簡単に高熱を出しますので、4歳児以上では39℃、40℃の熱が出ても驚く必要はありません。見極めのポイントは難しいのですが、苦しそうにしているようであれば、お医者さんに診てもらう必要がありますが、そうでなければ薬で解熱させることはお勧めしません。

<注>

  頭を冷やすつもりで、後頭部を冷やすことは決してしないようにしてください。後頭部を冷やすと熱が内向し、症状が長引きます。熱は出し切ることが重要で、そのために後頭部を温めるわけですが、逆は決してしないようにしてください。

  なお、出た汗はきちんと拭き取る必要があります。また、汗をかいたら下着を替えてください。汗をかいたままの下着は、せっかく体内から排泄した有害物質をもう一度皮膚にこすりつけているようなものですので、可能な限り、汗のついた下着は替えることをお勧めします。

夏場の身体に良くない例

  前回、暑がりで食べ過ぎの方の例を挙げましたが、そのような方は左の骨盤が開きすぎています。従って、左の骨盤を閉めれば暑さに強くなりますし、食欲も抑えられるようになります。(左の骨盤を閉める方法は図ができれば説明します。)

<補> 皮膚の吸収率

  前回、化粧品の問題点・疑問点を説明しましたが、質問もありましたので少し追加します。

  まず、顔に付着した分子が皮膚を通るかどうかという問題ですが、殆どの分子は通らないと考えていただいて良いと思います。分子量700位の分子までなら通るのではないかとの大変専門的なご質問を頂きましたが、それはないと思います。分子量700位の分子が通るというのは、小腸の間違いではないかと思います。小腸の場合、吸収されうる分子の大きさは分子量1000位までと考えられています。もちろん、人体ですから、均一の穴であるはずはなく、分子量1000よりずっと大きい分子を通す穴もあれば、それ以下でも通さない穴もあるでしょうが、目安として分子量1000程度と考えられています(私の知識は十年余り前のものですが、いまだに定量的なデータはないようです)。

  本来、分子量ではなく、分子の大きさで言うべきでしょうが、分子の形には、球形、円盤状、棒状など様々であり、有機分子の場合には分子量と分子サイズが比例関係にありますので、分子量で代用しているのだろうと考えています。

  さて、化粧品の成分が皮膚に吸収される場合、よほど小さな分子か化学種である必要があります。さらに大きさだけでなく、水溶性であり油溶性であることが吸収され易い条件になります。

  一般に、皮膚は外界を遮蔽するために強固な壁(角質層)を作っていますが、弱点もあります。それが、汗腺と毛穴です。この部分は、体外から体液に不純物を取り込む抜け道になっていると考えて良いでしょう。化粧品は、毛穴や汗腺からの進入を想定していないはずですから、ここから入るのは想定外の物質(有害物質)と考えて良いでしょう。前回説明しました鉛毒などもこのルートと口が主だろうと考えています。

   汗腺と毛穴という抜け道があるために、皮膚には十分な遮蔽効果がありません

  結局の処、安心して食べられるような化粧品でなければ皮膚につけるのは避けた方が良いでしょう。

  なお、ナノチューブ高分子を含有する化粧品がありますが、これも皮膚に突き刺さる形でなら皮膚に入る可能性はありますが、皮膚からの吸収は期待薄でしょう。しかし、例えばナノチューブのコラーゲンが、運良く皮膚に入ったとして何か意味があるのでしょうか。コラーゲンは網目状の形で二次元的に広がって弾力を生み出していますが、平面内でのその向きと方向は定まっています(下図参照)。従って、注射などで無理にコラーゲンを注入したとしても元のコラーゲンと整合性がとれず、余り効果がありません。ナノチューブコラーゲンの場合、さらに二次元的な広がりもありませんのでどんな効果が期待できるのか疑問です。それよりも、弾力効果の期待できる液体、例えばヒアルロン酸やその代替品を注入する方が効果的でしょう。

  ただ、顔の血液循環を良くすれば、ある程度若返り、シミも薄くなります。トルーレイキ法の訓練は、血液循環を良くする訓練で、実際上、毛細血管を太くしたり、新たに毛細血管を作る(バイパスをつくる)訓練になります。従いまして、トルーレイキ法を実践している方は、実年齢より若く見えるはずです。

皮膚の構造

<注2> 皮膚の構造

  右図に示すように、皮膚は、外側から、表皮、真皮、皮下組織となっており、コラーゲンやヒアルロン酸は真皮に存在します。

  小腸などと違い、表皮が強力な防波堤になっていますが、汗腺と毛穴から毛根に至る部分が血液・体液と繋がっていますので注意が必要です。

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