トルーレイキ法

 

健康教室 交感神経

交感神経過敏の影響

交感神経

 交感神経は、ストレスを感じると活性化します。
 原始時代には、捕食動物や飢餓(きが)などの生存の危機が存在していました。このような、ストレスが生じますと、自動的に交感神経優位(あるいは過敏)の状態になって、危機に対処していたわけです。
 現代でも、ストレスを感じると、自動的に交感神経が活性化します。(自動的に胃などの消化器系の働きが悪くなります。)
 交感神経が活性化すると、脈拍が加速し、血圧が上昇します。
 そうすると、筋肉に酸素と栄養を大量に送ることになりますので、交感神経過敏の状態(緊張状態)が続くと、高血圧、高糖、不眠、眼精疲労などの症状を示す危険性があります。
 また、交感神経の緊張状態の持続は心臓や血管に負担をかけますので、不整脈、狭心症、心筋梗塞(しんきんこうそく)、くも膜下出血などの危険性が高くなります。

 要するに、交感神経の緊張が持続しますと、
   血管の収縮 → 血流の悪化 → 低体温
の悪循環を招きます。

 ストレスを感じることは、決して悪いことではありませんが(適度のストレスは必要不可欠です)、ストレスが長期間持続しますと交感神経のスイッチが入り放しになりますので、副交感神経との切り替えがうまくいかなくなり、自律神経の異常を来(きた)します。

 交感神経過緊張の人は、活性酸素を発生する割合が多く(大病になりやすい)、集中力があり、目標に向かう傾向が強い特徴があります。
 一般に、色黒・やせ型、活動的な人が多い(肉食?系)。

低体温の問題点

 一般に、水溶液中に溶解する割合は、温度が低いほど小さくなりますから、低体温の場合、種々の代謝産物が体内で析出(固体成分が分離)します。

[例]
 尿酸が析出すると痛風になります
 カルシウムやコレステロールが析出すると各種の結石になります

 低体温の最大の問題点は、血流の悪化にあり、その結果、免疫力が低下します。
 従って、ガンなどの生活習慣症になる可能性が高くなります。
 また、交感神経の緊張は、潰瘍や痔・歯周症などの組織破壊の病気になる可能性を高めます。結果として、顆粒球を過剰に生産します。

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